Staff Interview 01 新所沢店 スタイリスト
栗本 茂美 Shigemi Kurimoto

「答えがないから、ワクワクする。」

―CALYPSOに応募したきっかけは?

当時、ガラケーで、ネットで募集を見たときに、みんなショートヘアで怪しい感じで、なんだこりゃ、面白そうということですぐに連絡したんです。なんかワクワクする、というのがきっかけでした。

―どういうところが良かったですか?

全部、自分で決めて、練習したり、悩んだり。早川は特にこうあるべきだ、とかは言わないですね。仕事以外でも、フレッシュスクールといって、映画監督、フォトグラファー、研究者さんとか、普通に生きてたらお会いできない、別の業界の一流の方々のお話を伺う機会があり、感性を磨ける場をもらってます。違うところから刺激をもらって、美容に落とし込むこともあります。

―縄文式土器がお好きだそうですが、どこが魅力なのでしょう?

ゴツゴツした質感とかも素敵だし、言葉がない時にも、実用だけなら模様はいらないのに、なんでこんなのが描いてあるんだろうっていうところですね。地域によっても違うし、研究者の人でも答えがハッキリしてなくて、何の意味があるんだろうって、答えがないからワクワクするんですよね。縄文に限らず、古墳とか、土偶ヘアとかウィッグで作りました。ミョルニル夜会といって、月に一回集まって、見たこと無いスタイルを作りましょう、といってくじ引きで引くんです。そこで私は歴史ものをいつも提案しています。

―仕事をしていて一番楽しいことは?

お客さんとのコミュニケーションでも、ただ髪を切るだけじゃなくて、私は9年目なんですけど、まだ上手じゃない時から来てくれて、今も来続けてくれていたり、その人の人生の一部に自分が関われているというのがうれしいですね。 高校生だったのが成人式を迎えて、彼氏ができて、結婚して、とか。縄文のことも興味をもってくれる人が増えてくれているのもうれしいです。

―どんな方に来てほしいですか?やはり縄文式土器が好きな人?

健康な人であれば(笑)
いま、美容学生の時点で好きなものがなくてもいいと思うんですよ。むしろ、ポカンとしてるほうがいろいろ吸収しやすいかなと。美容の仕事でも、縄文式土器と同じで、ここまでが仕事で、っていうよりは境界線がない、答えがないから面白いと思うんです。
 
 

Staff Interview 02 新所沢店 店長
高橋 秋子 Akiko Takahashi

美容師は、カットできるようになってからが楽しい。先輩の仕事を見ながら、自分の引き出しを増やしていってほしい。

CALYPSOでは10年以上働いています。今は子供が小さいんですが、子供がいても本人次第で続けられると思っています。

店長になってからは、経営者とスタッフ、どちらの視点からも業務を見守る必要があるので、孤独を感じる事もありました。

お客様を増やそうとした時に、チラシやキャンペーン、サービスなどいろいろ考えましたが、「いま来てくれているお客様に向きあって心のこもったサービスをしよう。」と、原点に戻る事ができました。1人1人のお客様が満足してくれるようなお店づくりを心がけています。

美容師はカットできるようになってからが本当に楽しいです。
先輩の仕事ぶりを見ながら、自分なりの引き出しを増やしていってほしいと思います。